韓国では多くの人がお肌のお手入れを皮膚科や美容外科などのクリニックで行っています。
それは、美容大国ならではの日常的な風習で「肌管理」というそうです。
確かに韓国人女性はお肌のキレイな人が多くいますよね。
そして、近年日本でも韓国にならってか、肌管理をクリニックでする人が増えてきています。
ボトックスやヒアルロン酸、ピーリングやハイフなど、それぞれの悩みに合わせ「マイクリニック」を持つようになってきているのです。
そこで今回、まずは韓国人女性の美肌の秘密を学んでいきましょう。はたしてその習慣はわたし達でもできるのか?
どんな治療をやっているのか?そして、わたし達日本人流の「肌管理」とは?
「知らずば人真似」と言いますね。
やり方を知らないときは人様の真似をするのが得策ということもあります。
あなたもあの透き通った美肌を手に入れられるかもしれませんよ!
Outline
1. 肌管理のポイントは8つ|トラブル前にクリニックへ
1-1 美肌の秘密|内側から3つ+外側から5つの習慣
2. 肌管理メニュー人気ベスト5|美肌のわけはお手頃価格
3. 美肌管理はこれで決まり!|日本のIPL光治療
肌管理のポイントは8つ|トラブル前にクリニックへ
韓国のソウル市内を歩いてみると、本当に肌のキレイな女性が目立ちます。
単に肌がきれいというだけでなく、まるで真っ白な陶器のよう…。
ある調査では、1日あたりに韓国人女性が美容にかける時間はなんと75分であるというデータがあります。
これは日本人の35分の約2倍!
また、韓国人女性の月に美容にかけるお金は約1万円で、日本人は6000円〜7000円。
こちらも日本人よりも高くなっており、韓国女性の美容への関心の高さが伺えます。
そんな韓国人女性にならって、肌管理のポイントをまとめてみました。
心がけている食生活のポイント3つと、美肌ケアのポイントが5つです。
美肌の秘密|内側から3つ+外側から5つの習慣
韓国人女性たちはどのように日々のお肌のケアを行っているのでしょうか。まずは内側から行っている3つのポイントをご紹介します。
多くの韓国人女性が美容のために心がけている食生活は「果物」「水」「野菜」の3つだと言います。
例えば、職場や学校でも誰かが果物を丸ごと持ってきて、食後に皮を向いて皆で食べるという光景はよく見られるそうです。
また、水も老廃物を出すために2ℓ級の飲み方をします。野菜に至っては言わずもがなですね。
焼肉屋さんに行ってもキムチから始め食べきれないほどの副菜が出てきます。
ちなみに、韓国野菜の代表キムチ。朝昼晩と3回の食事にすべてキムチが登場するのが当たり前です。
この国民食ともいえる発酵食品には美肌作用が多く含まれていて、ビタミンC、カロチン、フラボノイド、食物繊維、乳酸菌、酵素など美肌に必要な成分がふんだんに摂取できます。
国柄の習慣もありますが、体の中からもとても気を付けているのがわかりますね。
では、外側からの5つの習慣とは何なのでしょうか?
すっぴん
韓国人女性は、オフの日はすっぴんで過ごす人が多いようです。
少しでも肌に与える負担を減らすため、休日はあえて外出せずに肌のために自宅で過ごす日にする、という肌のオンとオフを考えた美容法です。
肌断食
「すっぴん日」をさらにハードに、「肌断食」というルールを設けている人も多くいます。
化粧品などのスキンケア用品を一切使用せず、肌本来の治癒機能を活性化させるという美容法です。
パック
韓国人女性は平均週に3~4回、または毎日パックをしている人もいるそうです。
特に寝る前のシートマスクは必須アイデムで寝ている間の乾燥やほこりから肌を守るという、スタンダードな美容法といて有名です。
紫外線
韓国では小さなころから紫外線対策をするのが当たり前です。
子供たちはプールでは長袖のラッシュガードが主流ですし、顔の目立つホクロなどは成人前にとることが多いそうです。
美白へのこだわりは子供のころから育まれているのですね。
クリニック
韓国では、お肌にトラブルが出来てからクリニックに行くというのではなく、日常的にメンテナンスに通い、「トラブルがないようにする」という考え方が主流です。
また、美容業界の価格競争や開発競争が激しく、そのためハイレベルな美容技術を手ごろに受けることができるため、多くの人が身近に感じることができるという状況もクリニック通いに拍車をかけています。
韓国人女性の美肌の秘密を見てくると、わたし達にも真似できる範囲であることがわかりますね。
クリニックの数や料金に多少のネックは感じますが、何よりも大切なのは美に対する意識と探求心ではないでしょうか。
では、韓国人女性はクリニックに行っていったいどのような「肌管理」をしているのか見ていきましょう。
肌管理メニュー人気ベスト5|美肌のわけはお手頃価格
韓国にはお手頃価格で美肌になれる施術がたくさんあります。
日々のケアをしっかりして、なおかつクリニックでもメンテナンスを欠かさないその美意識がキレイな肌を生み出しているのです。
ではどのような施術メニューが人気なのでしょうか。ベスト5を一挙ご紹介します。
第一位 ピコレーザートーニング(シミ・ニキビ跡)
220,000ウォン程(約20,300円)
1兆分の1秒の「ピコ秒」でパルス幅の弱い出力のレーザーのことで、熱ではなく光でメラニンを分解し、短時間でより効果的にメラニンをなくします。シミ・そばかすを除去し術後の傷跡も残りにくく痛みも少ない施術です。
第二位 アクアピーリング(毛穴)
100,000ウォン程 (約9,200円)
アクアピーリングは、アクアピールソリューションと呼ばれる3種類のビタミンやBHA、AHAを混ぜた物を使用して施術するピーリングです。
吸引器の先から美容液を少しずつ出しながら角質除去や皮脂除去、皮脂詰まりを解消し、鼻の黒ずみや毛穴の開き、ニキビの悩みを解消する施術です。
第三位 セレック(美白)
160,000ウォン程 (約14,700円)
セレックは、マイルドで優しい光を使って肌質を改善していくレーザー治療です。
シミ、くすみを解消しお肌に透明感を出す施術で、施術の痛みもダウンタイムも少ないIPLの進化版治療です。
第四位 シャネル注射(ハリ・うるおい)
300,000ウォン程(約28,000円)
日本では「フィロルガ注射」と呼ばれ、フランスのFILORGA(フィロルガ)社が開発した細胞再生注射です。
顔にハンコ注射のように小さな針をポンポンとして、そのあとに再生の成分が入っている液体を塗布するという施術で、1時間ほどで潤いのある白いお肌になってくる人気治療です。
第五位 アグネス(ニキビ)
顔全体300,000ウォン程(約28,000円)
アグネスは、高周波と微細絶縁針を使って皮脂腺だけを破壊し、ニキビを根本的に治療する施術です。
皮脂腺自体をなくすため、レーザーをあてた部分にはニキビができる事はまずありません。
炎症性のニキビにも圧出とともに使用できる「ニキビ予防」に特化した施術です。
韓国人女性は主に肌の上層を部である、表皮~真皮にかけての施術を日々のメンテナンスにしているようです。
どれも私たち日本人にも当てはまる悩みを対象とした施術ですよね。
もちろん日本にもこれら全ての施術が個々に導入されています。
しかし日本では、どれも1.5倍から2倍の金額がかかってしまい、韓国のように「お手頃価格」でいう市場ではないのが現状なのです。
美肌管理はこれで決まり!|日本のIPL光治療
実は日本にも「韓国人女性の人気施術ベスト5」に匹敵する、「肌管理」向きの素晴らしい施術があるのです。
それは「IPL光治療」です。
IPLとは? IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる特殊な光を使用し、様々な肌トラブルを改善する治療法です。
シミ・そばかす・くすみ・小じわ・赤ら顔・毛細血管拡張・ニキビ・ニキビ跡・毛穴などの改善と、実に多岐にわたり美肌へ導く効果があるのです。
これならば、「韓国人女性の人気施術ベスト5」の効果もすべて網羅していますね。
実は今、光治療の王道である日本のフォトフェイシャルは新しく生まれ変わって旋風を巻き起こしているのです。
今までのフェイシャルよりも多くの悩みを改善でき、なおかつダウンタイムもなく、施術時間も15分~20分と少なくて済みます。
フラッと会社帰りに、買い物ついでにメンテナンスができてしまうわけなのです。
このマシンなら日頃の「肌管理」にぴったり!最新のフォトフェイシャルを含め、多くの悩みを同時解決できるIPL光治療は、韓国人女子並みの美肌をゲットする一手となるはずです。
まとめ
韓国人女性の一日の野菜の消費量は約580g、対する日本人女性は285gと半分以下です。
平均的日本人女性の倍の野菜を食べている計算ですね。これだけ食べていたら便通もよく、肌への影響も大きいはずです。
しかし、韓国人女性も人間です。老化もすれば紫外線も浴びてしまいます。そこで、外からもしっかりと肌のケアをするのです。
「うるおい」、「キメ」、「ハリ」、「色」、「つや」。
美肌の条件は多々ありますが、もっともスタンダードな条件はこの5つです。
そして、この5つとも「IPL光治療」でメンテナンスが可能という、まさに一石五鳥のスペシャル施術。そして何より大切なことが「日本に居ながらお手軽に、お手頃価格でできる」ということです。
ところで、この「IPL光治療」ですが、ポピュラーな施術が2種類あります。前章でご紹介した「フォトフェイシャル」も有名ですが、もう一つ人気があるのが「光フェイシャル」です。
次回はこのスペシャル施術である「フォトフェイシャル」と「光フェイシャル」を徹底比較していきたいと思います。
はたして何が違うのでしょうか。またどちらがあなたに合う施術でしょう。
是非あなたの「肌管理」の参考にしてください。